”世界仰天ニュース”渋谷ガス爆発の真相とは?松濤温泉シエスパの管理がやばかった

2007年6月19日の2時18分頃、東京都渋谷区松濤一丁目の女性専用会員制温泉施設で大規模な爆発が起きました。

「松濤温泉シエスパ」の別棟で発生した大規模なガス爆発により死者重傷者もでており、爆発した施設は骨組みだけを残して全壊しました。

骨組みだけ残して全てすっ飛ぶほどの爆発とは、かなりのインパクトです。

後にこの事故は「松濤温泉シエスパ爆発事故」(しょうとうおんせんシエスパばくはつじこ)と呼ばれることになります。

温泉施設でなぜ爆発が起きたのか、、、それは温泉施設の管理体制に問題がありました。

今回は「松濤温泉シエスパ爆発事故」の爆発の原因について書いていきます。

松濤温泉シエスパが爆発した原因は?

火花

松濤温泉シエスパは温泉施設であり、地下1200mから吸い上げた温泉をボイラーで温めており、そのボイラーが爆発されたと考えられていました。

しかし、ボイラーの爆発にしてはあまりにも大きい。

しかも松濤温泉シエスパの別棟にはボイラーは設置していなかったのです。

では、爆発の原因はなんだったのでしょうか?

松濤温泉シエスパの爆発原因は「天然ガス」

霧

松濤温泉シエスパが爆発した原因は温泉を地下深くから組み上げた時に一緒に発生していた「天然ガス」でした。

この施設があった渋谷区は「南関東カス田」の中にあり、地表から1500m程掘ると天然ガスが発生する可能性のある地域でした。

松濤温泉シエスパは掘ると天然ガスが出るということで天然ガス分離装置が設置されておりましたが、爆発事故が起きてしまいました。

松濤温泉シエスパ内で装置の不具合があった

管

松濤温泉シエスパは天然ガスを分離させ、屋外に排出するための排気管も備え付けられておりました。

しかし、、、この排気管はU字型をしており、結露した水で塞がれてしまっていたのです。

更に換気扇の稼働に問題があり、天然ガスが別棟内部に逆流し充満してしまっておりました。

そして温泉の汲み上げを自動調調整する制御盤のスイッチが動作した際に出た”火花”により引火、大爆発しました。

この施設にはガス探知機が設置されていなかったものの、ガスの濃度を測る法的義務はありませんでした。

温泉施設にガス探知機がないというのは結構以外ですよね。

法的義務はないものの、その後に安全管理体制が十分だったか、という観点で捜査が入っていく形となりました。

また、この事故の後に同様の事故の防止の為、温泉法のイチ部が改正され、温泉の採取に許可制度が課せられました。

松濤温泉シエスパ爆発事故の被害状況は?

悩み

松濤温泉シエスパの爆発事故で別棟が骨組みだけを残して全壊、そして従業員室で休憩していた従業員3名が犠牲になりました。

また2人の従業員も爆風による重症を負いました。

さらに周辺住民が数名負傷しております。

近くの住宅も爆風による窓ガラスの破損などが発生し、人、モノ、多大な被害をもたらしました。

松濤温泉シエスパの跡地は今はどうなっている?

WORK COURT 渋谷松濤

爆発事故を起こした松濤温泉シエスパについては事故当時のまま放置されていたが、2016年に解体されました。

更に本館は2019年5月時点でもバリケードで封鎖された状態。

しかし、その後は2019年12月2日より、会員制のコワーキングスペース「WORK COURT 渋谷松濤」として転用されています。

WORK COURT 渋谷松濤

建物はほぼそのままで形で使われており、改装という形で流用されております。

松濤温泉シエスパ爆発の真相は管理体制にあった

今回は松濤温泉シエスパ爆発事件について書いてきました。

松濤温泉シエスパは当時ボイラーの爆発と言われておりましたが、実際はガス爆発事件でした。

温泉を搾取した時に発生したガスが施設の不具合が生じ屋外へ排出できず、そのまま充満。

そして動調調整する制御盤のスイッチが動作した際に出た”火花”に引火し爆発しました。

その後は温泉の搾取には厳しい許可制度が始まりました。

突如襲った悲痛な爆発事故、、、同じような事故が起きないことを祈るばかりです。

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