姉妹校対抗戦の際に、呪詛師である夏油傑が”百鬼夜行”というテロを行ったという話が出てきました。
百鬼夜行とか、いかにも呪霊が出そうな感じです。
ですが、呪霊を操っていたのは呪術師である夏油傑でした。
一体、百鬼夜行とはなんだったのでしょうか?
目次
夏油傑が行っている百鬼夜行とは?
夏油傑は4人しかいない特級呪術師の一人で、元は東京校の生徒でした。
しかし、人間に危害加える存在”呪詛師”へと成り果てます。
そして人間を攻撃するために呪霊を操り百鬼夜行を実行しました。
その内容としては12月24日、新宿と京都で大量の呪霊を解き放ち、人間を襲わせるというもの。
こんなに楽しそうな話なのに残念ながら本編では具体的には語られません。
この百鬼夜行は0巻に載っているので興味のあるかたはこちらをどうぞ!
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夏油傑の百鬼夜行の目的は?
夏油傑はどうして百鬼夜行を実行したのか?
それは呪力のコントロールができない人間が嫌いだからです。
なぜ嫌いなのか?
夏油傑は呪力をコントロールできない人間を嫌いなのは、呪力をコントロールできない人間は呪霊を生み出してしまうからです。
と、なれば、呪霊を祓うために戦う呪術師は永遠に戦わなければならないということ。
そして、夏油傑は自分の、仲間の命を常に危険にさらされている状況が続くということです。
こんなどうしようもない環境を創り出す呪力を持たない人間を消滅させるための手段の一つとして、百鬼夜行を実行したんですね。
夏油傑の百鬼夜行には”真の目的”があった?
夏油傑は人間を襲うテロとして百鬼夜行を実行したのは間違いないです。
しかし、実は百鬼夜行を盾として更なる狙いがあり、呪術専門学校に単身挑んでいきます。
乙骨憂太の祈本里香が最強の呪霊!
呪術専門学校に着いた夏油傑を待ち受けていたのは特級呪術師の一人、乙骨憂太です。
乙骨憂太は特級過呪怨霊という里香に憑かれています。
その里香の存在のせいで乙骨憂太は虎杖と同じく死刑宣告をされ、五条悟のマンパワーで執行猶予となっています。
レベル的に言うと里香は両面宿儺と同じくらい危険視がされていたということ。
里香を宿している乙骨憂太と夏油傑は運悪く接触した形となります。
夏油傑は頭がいい!百鬼夜行はフェイントで更に準備を整えようとしていた
乙骨憂太は乙骨憂太と運悪く遭遇したのではなく、狙って乙骨憂太と接触を図りました。
というのも、百鬼夜行で人間を襲いつつ、更に人間を葬ることができる手駒を手に入れようとしていたのです。
それは、、、乙骨憂太に憑いている特級過呪怨霊という里香です。
宿儺と同じくらいの危険度で、夏油傑も”呪いの女王”と読んでいました。
そんなに強い特級過呪怨霊という里香を夏油傑は喉から手が出るほど欲しかったんですね。
百鬼夜行で目眩ましをして、かつ人間を遅い、その間に最強の呪霊を手にいれる。
夏油傑はどのくらい本気で呪力が使えない人間を滅ぼそうとしていたのかが伺えます。
夏油傑の百鬼夜行は失敗!その理由は?
念入り立てた夏油傑の百鬼夜行も、結果を見れば失敗に終わります。
夏油傑は呪霊を操る能力を得ており数千と呪霊ストックがありました。
果たして、百鬼夜行失敗の理由は何だったんでしょうか?
夏油傑は乙骨憂太の逆鱗に触れた?
夏油傑の敗因は呪術専門学校で接触した乙骨憂太の逆鱗に触れました。
パンダと狗巻、そして禅院真希が目の前で倒され、乙骨憂太はガチおこです。
そして、自らの最大限の力と、限界を超えるかのような特級過呪怨霊という里香の力を引き出し、夏油傑に襲いかかります。
実は里香だけじゃなく乙骨憂太自身も特級クラスの呪術師。
夏油傑と対等な呪術師であったため、その底力に負けたということですね。
夏油傑の本当の敗因は”五条悟”の罠?
夏油傑は乙骨憂太の怒りに触れ敗北しましたが、この状況を作り出した張本人は”五条悟”です。
若い呪術師はやられないと”信じた”五条悟が夏油傑の前にパンダと狗巻を送り込んだのです。
その読みの通り、こっぴどく痛めつけられはしたものの、みんな一命をとりとめています。
しかし、このことで乙骨憂太の怒りは爆発。
まさに五条悟が思い描いていたシナリオとなりました。
ひょうひょうとしていて、実はかなりのキレ者なんですね、、、。
夏油傑の百鬼夜行とは里香を取得するための伏線だった
今回は夏油傑の引き起こした”百鬼夜行”について見ていきました!
百鬼夜行は夏油傑が新宿と京都に大量の呪霊を放ち、人間を襲わせるというもの。
その真の目的は最強の呪霊の女王である乙骨憂太に憑いている里香を奪取すること。
しかし、その野望は五条悟の夏油傑への”信頼”と乙骨憂太の”怒り”により完全阻止されることに。
最強の呪術師同士戦いだったという展開、本当に熱い展開ですね。