鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎は鬼舞辻無惨のによる鬼の被害に遭い、家族を失ってしまいました。
しかも唯一生き残ったかと思っていた妹である禰豆子に至っては鬼にさせられてしまうというとんでもない仕打ちです。
その後、妹を人間へ戻すため炭治郎は旅立つことを決意しました。
途中であった鬼殺隊の冨岡義勇の紹介で鱗滝左近次という老人を尋ねるよう言われました。
そうしたら、なんと鬼殺隊になるため剣士としての修行がスタートしました(そんな話してたっけ感)
そこで呼吸法を用いた戦闘術を教わるのですが、、、
よくよく考えてみたら、炭治郎が使える呼吸の種類がめっっちゃ多いことに気がついたのです。
今回は炭治郎が扱える呼吸法について見ていこうと思います。
炭治郎が使える呼吸法:水の呼吸
炭治郎が最初に鱗滝左近次に修行を付けてもらい身につけた呼吸が「水の呼吸」でした。
全部で10の型を使うことができます。
壱ノ型 水面斬り
最初の方「水面斬り」です。
水面斬りは壱の型ということで、基本の型となっているようですね。
最終選別でも使用していた技で、空中からでも強い攻撃を繰り出すことができるようです。
水の呼吸の基本の型ということでしょう。
弐ノ型 水車
続いて、「弐ノ型 水車」です。
水車もクルんと身体を回して斬撃を繰り出していて、結構シンプルな技のようです。
しかし、回転が加わる分威力が上がるためか、結構強い斬撃としてよく使われていました。
参ノ型 流流舞い
続いていは「流流舞い」です。
流れるような動きで、とらえどころなく、かつ早い動きでの斬撃が特徴です。
敵の攻撃をかわしつつ、かつ相手の懐に素早く潜り込むことのできる、攻防一体の型ですね!
肆(四)ノ型 打ち潮
続いては打ち潮。
こちらは比較的多く使われている(ような気がする)型で、水柱である冨岡義勇もよく使っていた(ような気がする)型です。
打ち潮の特徴はなんと言っても連撃です。
最終選別の際に最初に襲ってきた鬼2人を見事に討ち取っています。
伍ノ型 干天の慈雨(かんてんのじう)
続いては干天の慈雨です。
こちらは鬼に対してまさかの慈悲の剣。
痛みも苦しみもなく、相手の首を落とす型となっており、作中でもほぼ使われることのなかった型でした。
優しい炭治郎ならではの型といえば、そんな気もするような型ですね。
陸ノ型 ねじれ渦
続いての型はねじれ渦。
この型は上半身と下半身の捻りの力を大きく加えることにより、渦のような斬撃を繰り出します。
この技はよく外の呼吸とのコンビネーションで使われることが多いですが、最大の利点としては水中でこそ力を発揮できる
点です。
水の中だとどうしても動きは悪くなってしまうとは思いますが、この技はそういった不利な点を補ってくれるのが最大のメリットです。
なんか一見使いにくそうだな?って思いましたが、意外と使われていてちょっと以外な型でしたね。
漆(七)ノ型 雫波紋突き
続いては水の呼吸で最速の剣技雫波紋突きです。
この技は相手に対して繰り出す最速の突き技で、水のエフェクトについても水面に指をツンってしたかのような感じで、早いものの少し呆気にとられるような演出でした。
突き攻撃なので鬼の首を落とすことに対してはあまり有効な手段ではありませんでしたが、相手の技の威力を相殺するといった利点がありました。
捌(八)ノ型 滝壷
続いては、下に向かって打ち下ろすかのような剣技、滝壺です。
この型はかなりシンプルな型となっており、、、現代で言うところの兜割りみたいなイメージですね。
上から下に切り下ろすということで、意外と使い勝手が良さそうですよね。
威力についてもかなり高そうなので、水の呼吸の剣技の中でもかなり使いやすい部類に入るのではないでしょうか。
玖(九)ノ型 水流飛沫
続いては水流飛沫です。
激しい水流の如く、超高速の移動で相手を翻弄し、いつの間にか首をスパッと行く型です。
これを繰り出した鼓の鬼との戦いは本当にかっこよかったですね!
蹴り上げた場所から水がバシャバシャなるエフェクトもかなり良かったです!
拾ノ型 生生流転
続いては最後の型、生生流転です。
この方は回転しながら斬撃を繰り出し、回転が増せば増すほど威力を発揮します。
水の呼吸の中で一番攻撃力があり、あの累のノーマル糸もこの生生流転で切っていました。
最後に水の呼吸を極めたものが使える剣技ということですね。
炭治郎が使える呼吸法:ヒノカミ神楽(日の呼吸)
さて、ここまでは炭治郎が鱗滝左近次に教えてもらった水の呼吸について見ていきました.
しかし、実は炭治郎は鱗滝左近次に型を教わる前に、すでに型を知っていました。
それが、代々竈門家に伝承されていた「ヒノカミ神楽」です。
実はこのヒノカミ神楽こそ「始まりの呼吸の剣士」である緑壱が使っていた最強の呼吸「日の呼吸」だったんですね。
炭治郎は幼少からずっとヒノカミ神楽を見ていたので、日の呼吸も使えるようになっています。
それではヒノカミ神楽、日の呼吸の型を見ていきましょう。
壱ノ型 円舞(えんぶ)
炭治郎が一番最初に使ったヒノカミ神楽の”円舞”。
壱の型でありながら、水の呼吸の10の型である生々流転を凌ぐ威力があります。
実際に十二鬼月である累の血鬼術で強化した糸を容易く切りまくっっていました。
この技を出していなかったら、、炭治郎は累にサイコロステーキにされていたかもですね、、、危ないところでした。
弐ノ型 碧羅の天(へきらのてん)
続いてはヒノカミ神楽”碧羅の天”。
こちらも十二鬼月の下弦の壱を相手に繰り出しており、無限列車と一体になった巨大な首を見事に断ち切った高威力の呼吸です。
こちらも円舞同様に、水の呼吸よりも大きな威力を持っていることわかります。
そして、炭治郎が扱う水の呼吸では十二鬼月の首は落とせないということもほぼ決定ですかね。
炭治郎の攻撃力を爆発的に高めている呼吸がヒノカミ神楽なんですね。
参ノ型 烈日紅鏡(れつじつこうきょう)
続いてはヒノカミ神楽”烈日紅鏡”です。
ヒノカミ神楽は色んな場面で使われていくことになりますが、鬼舞辻無惨以外では猗窩座戦でバンバン使われていました。
「鏡」という感じが使われているためか、∞の形で左右対称の斬撃をしています。
対猗窩座戦でも使っているので、こちらもかなりの火力があることが伺えます。
肆ノ型 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)
続いてはヒノカミ神楽”灼骨炎陽”です、カッコいいですね!
ヒノカミ神楽といえばこれ!みたいなところがあったりします(超主観ですけど)
こちらは上弦の陸との戦いで追い詰められて炭治郎が底力を出したときがあるんですが、段違いに強くなっていたのに驚きました。
まるで始まりの呼吸の剣士”緑壱”のような強さでした。
伍のノ型 陽華突(ようかとつ)
続いてはヒノカミ神楽、陽華突です。
この技は対空、空に向かって放つ突き技で、空間を縦横無尽に使って戦う鬼との戦いではよく使われていたような印象です。
鬼舞辻無惨にも最初に食らわせようとしていた技ですよね(無限城に落とされたけど)
陸ノ型 日暈の龍 頭舞い(にちうんのりゅう かぶりまい)
続いては”日暈の龍 頭舞い”です。
技名が長く、「日暈の龍」と「頭舞い」の組み合わせ技だと思ったのは私だけではないはず、、、、!w
技名に龍という文字が使われており、戦いにおいてはかなり広い範囲での攻撃が可能となっていました。
実際に、上限の半天狗との戦いでは3体を同時に切っていましたから、モーションもかなり大きいのかと思われます!
アニメ映えしそうな技ですよね。
漆ノ型 斜陽転身(しゃようてんしん)
続いては斜陽転身です。
こちらは因縁の相手”猗窩座”の首を見事落としたときに使用した呼吸です。
相手の真上に飛び上がり、刀を振り抜く奇抜な技です。
いきなり逆さになって飛び上がったら誰でも「え?」ってなりますよね。
更に、猗窩座との戦いの時は炭治郎は”至高の領域”なるところに入っており、感情という感情、オーラが微塵も出ていなかったため、猗窩座は余計困惑したことでしょう、、、。
捌ノ型 飛輪陽炎(ひりんかげろう)
続いては飛輪陽炎です。
猗窩座に対して使用した呼吸で、惜しくも首を掠めた技です!
こちらは特殊な刀の振り方をしているせいか、刀身がユラユラ?し、距離感がつかめないというもの。
猗窩座も間合いが見切れず、首をちょろっと切られてしまった相手の虚を突くような斬撃です。
玖ノ型 輝輝恩光(ききおんこう)
続いては輝輝恩光、これ名前ウルトラかっこいいですよね!
この技はカナヲを助けるため鬼舞辻無惨に切ってかかったときに使った呼吸でしたが、その威力は凄まじいものでした。
柱や鬼殺隊の誰もが苦戦していた鬼舞辻無惨を相手に腕を切り落とした一刀です。
更にこの時は鬼舞辻無惨の再生も遅くなっていたのですが、、、これは炭治郎の日輪刀が赤くなったことに加え、この技の効力であったのかもしれませんね。
拾ノ型 火車(かしゃ)
続いてはヒノカミ神楽、火車です。
こちらは相手の真上を飛び背後をとり、斬撃を繰り出します。
猗窩座戦との時はクルんと回っていたので、どことなく水の呼吸の水車と似ているような感じですね。
技名も技の感じも、「火」って感じが強く、グッドですねw
拾壱ノ型 幻日虹(げんにちこう)
続いてはヒノカミ神楽 幻日虹です。
こちらは高速の捻りと回転で相手の攻撃を交わし、優れた相手にはその残像が強く残るというもの。
もはや忍者の「変わり身の術」だったり、残像剣?てきな呼吸です。
ただ、なんというか、、、、残像がの頃ほどのハイパワーでバッと動いたら、あっという間にスタミナが切れてしまいそうな、心配になっちゃう技ですね。
拾弐ノ型 炎舞(えんぶ)
ヒノカミ神楽の最後は炎舞です。
炎舞は大きな半円を描く斬撃を2度連続でいれる技となっています。
一太刀目を躱されたとしても、二太刀目を入れることができる、ちょっと便利な技ですね。
拾参ノ型
これまで12のヒノカミ神楽の型を見ていきましたが、実はヒノカミ神楽は全部で13の型があります。
13の型については名前が付けられておりませんが、、、、実はこれまで紹介した12の型が1つになったものを指します。
円舞から始まり炎舞で終わり、更にそこから円舞へと繋がっていきます。
なので、技の性質上最初に円舞が放たれてからはもう終わることのないというのがヒノカミ神楽の13の型です。
この理由はというと、対鬼舞辻無惨戦において、朝まで延々と身体を刻み続け夜明けまで戦うというところからきているものと思われます。
その証拠に、炭治郎の父親は病弱だったにも関わらず、このヒノカミ神楽を夜から夜明けまでに掛けて延々と舞っていたという。
これは鬼舞辻無惨を朝まで刻み続ける、という目的があってのことだったのがわかりました。
炭治郎が使える呼吸法:雷の呼吸もどき?
最後に番外編として正確な呼吸法ではないものの、なんとなく教えられたことを意識して動いてみたら、雷の呼吸のような速度で動けたということがありました。
それは上弦である半天狗との戦いにおいて、逃げられてしまうかも知れないというピンチの場面にて、炭治郎が力を振り絞って半天狗を追いかけます。
そのときに雷の呼吸の使い手である善逸に教えてもらったことをヒントにダッシュをしたところ、通常よりも遥かに爆発力をもったスピードで動くことができました。
雷の呼吸の会得というわけには流石にいきませんでしたが、かなりいい線で動けていたのではないでしょうか。
これも、どんな戦いの型にもなれるという水の呼吸の型のお陰かもしれませんね。
炭治郎が使える呼吸は全部で23種類!
今回は炭治郎が使える呼吸法について見ていきました。
炭治郎は水の呼吸を習得し、更に幼少から見ていた代々竈門家に伝わるヒノカミ神楽によって、全部で23もの呼吸の技を使うことができます。
弐ノ型 水車
参ノ型 流流舞い
肆(四)ノ型 打ち潮
伍ノ型 干天の慈雨(かんてんのじう)
陸ノ型 ねじれ渦
漆(七)ノ型 雫波紋突き
捌(八)ノ型 滝壷
玖(九)ノ型 水流飛沫
拾ノ型 生生流転
弐ノ型 碧羅の天(へきらのてん)
参ノ型 烈日紅鏡(れつじつこうきょう)
肆ノ型 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)
伍のノ型 陽華突(ようかとつ)
陸ノ型 日暈の龍 頭舞い(にちうんのりゅう かぶりまい)
漆ノ型 斜陽転身(しゃようてんしん)
捌ノ型 飛輪陽炎(ひりんかげろう)
玖ノ型 輝輝恩光(ききおんこう)
拾ノ型 火車(かしゃ)
拾壱ノ型 幻日虹(げんにちこう)
拾弐ノ型 炎舞(えんぶ)
拾参ノ型
技の数だけで言うならば、作中でもダントツ多いのは明白ですね!
レパートリーも多く多様な状況にも対応ができることから、ポテンシャルが一番高いのは炭治郎なのかもしれませんね。
また鬼滅の刃の記事についてはこちらにまとめてますので、よかったらこちらもどうぞ(^^)