ダイの大冒険の謎の一つであるダイの母親について。
作中でもあまり多く語られることはありませんでした。
本誌を読んでいたという人でも「誰だっけ?」みたいな感じになる人もいるのではないでしょうか。
出てくるもの本当に一瞬だったので、改めてダイの母親について見ていこうと思います!
目次
ダイの母親ってどんな人?
ダイの母親はどんな人だったでしょうか。
ダイの母親はとてもきれいな女性の方で、一国の王女様だったんです。
その国とは、アルキード王国。
アルキード王国は今は滅ばれて、、跡形もなく消え去っています。
アルキード王国が今はない理由は
ダイの母親はアルキード王国の王女でありながら竜の騎士であるバランと恋に落ち、駆け落ちまでして一緒になろうとしていました。
そのことを良しとしないアルキード王国が2人の仲を引き裂き、更にはバランを処刑、産まれた子供もどこかへ島流しするという、クソな王国だったんです。
バランが処刑される、まさにそのタイミングでソアラが身を挺してバランを守り、絶命、、、、。
それでもなお娘のことを罵倒したアルキード王に対してガチギレしたバランは、そのまま竜の紋章の力を全開にし、アルキード王国を吹き飛ばしました。
もはや大陸ごと吹っ飛んだ?という勢いで、アルキードは跡形もなく消え去った形となります。
ちなみに、この時の出来事が引き金となりバランは人間を怨み、そして大魔王バーンの軍門に下ったのです。
ダイはソアラとバランの子で人間と竜の騎士の混血児
そんなわけで、ダイの母親はアルキード王国の王女様ということがわかりました。
そして父親は正当な竜の騎士である魔王軍六団長の竜騎将バラン。
竜の騎士には本来子供ができるなんていうことはありえないということですが、、、、
本来は生まれないはずの子供がなぜ?
本来竜の騎士には生まれるはずのない子供が、なぜ産まれたのでしょうか。
それは強すぎる魔族、大魔王バーンが産まれたからかもしれません。
冥竜王ヴェルザー大魔王バーンといった、神をも脅かすくらいの強さをもったものが次々と誕生していました。
人間・竜・魔族のパワーバランスが崩れ、どれかの種族が他の種族を脅かそうとする時に竜の騎士が制裁する、はずでしたが。
竜の騎士でも勝てるかどうかが微妙なくらいまで強くなってしまっていいたんです。
ダイは竜の強さと魔族の魔力、そしてそこから「人間の想い」を強く持った竜の騎士を誕生させ、人間の心を持って悪を討つ人物として神が造った奇跡、ということだったんですね。
ダイの母親が登場したのはいつ?
ダイの母親とダイの産まれた理由について見ていきました。
不思議な運命を背負って産まれた、、、運命の子だったんですね。
そんなダイの母親ですが、計3回位した登場しておらず、かなり貴重な存在です。
ラーハルトが語った回想シーン
最初にダイの母親が登場したのはダイの生い立ちが紹介されたラーハルトが語った過去の回想シーンでした。
ここで初めてパーティはダイの母親、父親、そしてこれまでの生い立ちの経緯について知ることになります。
パーティもかなり衝撃を受けましたが、、、ダイと似た境遇のヒュンケルはこの話を聞いて余計に燃えてしまいましたね。
といわんばかりのジャンプらしい展開でした。
バーンパレス決戦前の夢の中
続いては大魔王バーンの決戦前に見た夢の中です。
実際にあったことはなかったものの、メルルのくれた「夢見の実」という実を食べたことにより、ダイは夢に中で母親と会うことができました。
決戦を前に、ダイは決意を固め、最高の状態で戦うことができるようになりました。
最終決戦時、一瞬の幻にて
最後は最終決戦時、ダイは追い込まれ、これからどうしたものか、、、というタイミングでの母親の登場でした。
性格には母親ではなく、太陽の光と、それから真魔剛竜剣の輝きが相まってのもの。
しかし、ダイの戦いを母親が励ましに来たと思ってもいいのではないでしょうか、、。
最後は人間の、息子を応援する人間の「想い」の強さの勝ちということですね。
まとめ
今回はダイの母親について見ていきました!
ダイの母親はアルキード王国という国の王女で、竜の騎士であるバランと恋に落ち、駆け落ち。
それをよしとしないアルキード国の王が母親を取り戻し、更にはバランを処刑、産まれた子供を島流しの刑に。
バランの処刑のまさにその瞬間、ダイの母親であるソアラが身代わりとなり、亡き者となってしまいました。
ダイと再開したバランは、本当に複雑な気持ちだったでしょうね、、、。