進撃の巨人の最強キャラの一人といえば、ミカサです。
ヒロインでありながら本作最強くらいの実力を備えている彼女。
強さの秘密はアッカーマン家という最強の血筋だから(正確には東洋の一族とのハーフですが)
ヒロインながらも屈指の戦闘キャラであるミカサは要所要所で頭痛が発生しています。
この頭痛の原因は一体なんなのでしょうか?
今回はミカサの頭痛について調べていきます!
目次
ミカサが抱える頭痛とは?いつ起こっていた?
ミカサが頭痛の頭痛のタイミングは全部で5回ありました。
まずはそれぞれ、頭痛が発生した状況を見ていきます。
壁が破られた母親が犠牲になった日
ミカサの頭痛の一番最初のシーンはエレンの母親が食べられ、逃げる際に起きていました。
まだ兵団にも入っていない、少女時代の頃ですね。
作中では、この時に初めてミカサに頭痛が見られました。
エレンが最初に巨人に食べられたことを知ったとき
続いてはベルトルトによって2度目の壁を破壊された日。
エレンはアルミンを庇い巨人に飲み込まれてしまいました。
この事実を知ったミカサは平常心を失い暴走、そして刃もガスも使い切り絶体絶命となりました。
この時にもミカサの頭痛を確認することができます。
エレンがライナーたちに攫われたとき
エレンがライナーとベルトルトに攫われた時にもミカサは頭痛を起こしていました。
この時は壁に頭を打ち付けたことによる頭痛かと思っていたんですが、、、
この頭痛もミカサがちょこちょこ発症していた頭痛だったっぽいです。
アルミンがベルトルトにやられて焦げたとき
アルミンとエレンの二人でベルトルトを討ち取る際に、アルミンは自らを犠牲にする作戦を決行します。
再起不能なまでになってしまったアルミンですが、ギリギリのところで一命を取り留めます。
その様子を見たミカサは頭を押さえ頭痛が発症していました。
この時もミカサ頭痛が発症していたようです。
エレンに猛烈に責められたとき
最後はエレンに猛烈に責められた時にも頭痛が発症していました。
エレンがミカサとアルミンを呼びつけテーブルへ座らせ、心理的に二人を猛烈に追い込みます。
この時にも、ミカサには頭痛が発症していました。
過去数回にわたり頭痛が発症していましたが、果たしてこの頭痛はなんなのでしょうか?
ミカサが抱える頭痛とは?発症する原因はなに?
ミカサがこれまでに何度も頭痛が発生しておりましたが、この頭痛発症の原因はなんなのでしょうか。
この件についてはエレンが直接ミカサに説明している場面がありました。
頭痛の正体は本心とのギャップ?少女ミカサが関係か
エレン曰く、頭痛の正体は
「本人が望んでいないことを実行しようとすると、拒絶反応が頭痛が発生する」
というものです。
ここで言う本人とは「少女時代のミカサ」のことを指しております。
ミカサは幼いころに両親を目の前で失っており、その後助けにきてくれたエレンを助けるために強盗を手に掛けています。
この時にミカサは「エレンを守る」としてアッカーマンとして力に目覚めており、同時に本当の少女ミカサはこの時にいなくなってしまったとのこと。
現在のアッカーマンミカサが行うことに対して、その少女ミカサが抵抗のあることをしようとすると抵抗で頭痛が発生するということです。
ミカサはアッカーマンの血筋により、エレンを守る為だけの奴隷になったということです。
エレンの発言は全部うそ?ミカサの頭痛の本当の理由は
エレンが説明した少女ミカサの抵抗しているため頭痛が発生している、というのは
うそです。
アッカーマン家特有の頭痛なんて存在しないのです。
これはエレンがミカサの為を思って言い放った作り話でした。
では、ミカサの頭痛の本当の原因とはなんなのでしょう。
ミカサの頭痛の原因は大事な人を失うことへの恐怖やショック
ミカサの最初の頭痛はエレンの母親が食べられた時、逃げる時の船の上ででした。
その後もエレンがいなくなってしまった際や、連れ去られてしまった時など、大事な人がいなくなってしまうタイミングです。
両親を失ったときは頭痛は発生していなかったので、ミカサの頭痛は幼少のとき両親を失い、この時のショックがトラウマになっているからだと考えられます。
なので、自分の大事に思っている人がいなくなってしまう、またはいなくなってしまいそうなときに頭痛が発生しているのでしょう。
唯一、エレンに尋問?っぽくされた時もズキズキしていましたが、これはミカサの中でショックがおおきかったということかと思われます。
一番大事なエレンから今までの自分を何もかも否定されてしまったタイミングでした。
このことは、エレンを失うとの同じくらいショックだったのではないでしょうか。
エレンがミカサの頭痛の説明でうそをついた真意は?
エレンがミカサに対して嘘を言った理由は、ミカサを守るためでした。
この後に起こるエレンによる行動を止めに来させないため、自分のことを忘れさせるための強硬手段だったわけです。
理由はただ一つ。
ミカサには長生きをして幸せになってほしかったからです。
エレンを止めに来ると命の保証はありません(むしろやばいです)
そうならないためにも、自分との関係を清算させ、第二の人生を歩ませたかったのだと思います。
エレンなりの優しさではあったとはいえ、エレン自身も苦しい判断だったはずです。
アッカーマン家の頭痛は嘘の決定打!ケニーやリヴァイには頭痛なし
アッカーマン家特有の頭痛についてですが、アッカーマン家であるケニーとリヴァイ兵長には発生しておりません。
ケニーであれば先代の壁の中の王、ウーリを失ったことをキッカケに頭痛が発生していても不思議じゃありません。
リヴァイ兵長もエルヴィン団長をはじめ、身近な仲間や、更にハンジを失った時も頭痛が発生していません。
どちらも頭痛が発生していておかしくはありませんが、共に症状はなし。
やはり頭痛はミカサ特有の、過去のトラウマが頭痛の起因になっていそうです。
ミカサの頭痛の正体が判明!
さて、ここまで色んな考察をしてきましたが、最終巻でついにミカサの頭痛が回収されることになりました。
ミカサの頭痛の正体、それはまさかの”ユミル”が原因でした。
ミカサの頭痛はユミルが頭を覗いていたことが原因
ミカサの頭痛の原因、それは始祖ユミルが原因でした。
どうりで同じアッカーマンであるケニーやリヴァイにも頭痛が起きないわけですよね。
ミカサの頭痛というのはエレンを助けるタイミングにてミカサがどのような行動をするのかをユミルが見ていたことで起きていました。
つまりミカサの頭痛というのはユミルが頭の中を覗いていたから、というもの。
そもそも、どうしてユミルの頭を覗いていたのでしょうか?
ユミルがミカサの頭の中を見ていた理由は?
ユミルがミカサの頭の中を覗いていた理由とは一体なんなのか、、。
それはミカサを通して未練を絶とうとしていたため。
ユミルはフリッツ王の奴隷であり、よくないと思いながら巨人として各国を征服していました。
そんなフリッツ王のことをユミル自身は愛しており、愛する人の暴走を止めれなかったことに未練を感じています。
そして自分の境遇と似ているミカサに、自分の代わりに愛する人と止めることで未練を断ち切ろうということでした。
ミカサとユミルの共通点というのが
・宿主(エレン)を愛していること
この2点。
そのためユミルはミカサの頭の中を覗きミカサのエレンへの愛情を確認しつつ、かつエレンを倒すときに自分の気持を投影しようとしていました。
そうすることで未練を解消しようとしていたわけですね。
ミカサの頭痛は始祖ユミルが原因だった
今回はミカサの頭痛についてみていきました!
エレン曰くミカサの頭痛は幼少のミカサとアッカーマンの血筋のミカサとのギャップによるものだとしておりました。
が、これはエレンがついた嘘ということが発覚。
状況から考察すると、幼少のころに両親を失ったことがトラウマとなっており、以降大事な人を失う、または失いそうになるとトラウマで頭痛がするものだと思われます。
同じアッカーマンであるケニーやリヴァイについても大事な人を失ってはいますが、頭痛は発生していないことからもミカサ特有のものだということがわかりますね。
しかし、本当の理由はミカサの頭の中を始祖ユミルが覗いていたことが原因でした。
始祖ユミルは自分の生前の未練をミカサに晴らしてもらおうとし、頭の中を覗いていました。
その頭を覗いていたときに、ミカサに頭痛が起きていました。
ユミルは自分と境遇の似ているミカサの頭の中を覗きミカサのエレンへの愛情を確認しつつ、かつエレンを倒すときに自分の気持を投影しようとしていました。
他の人に頭の中を見られまくっていただなんて、まさかの原因でしたね。