呪術廻戦には御三家と呼ばれる権力ゴリゴリの家系の存在があり、かなり優秀な術式を代々継いではいるものの、どの家系も結構問題ありです。
いわば呪術師の名家と言われる家庭に産まれた禅院真希ですが、彼女は呪術師の家系に産まれながらに全く呪力がない超特異体質。
しかし、呪力がないが故に全うな扱いをされてこなかった真希はセルフ勘当の形で家を出ることに。
大物呪術師となり禅院家当主になるという野望を持ってはいたものの、、、残念ながら真希が当主になることはなさそうです。
今回は真希が禅院家当主になる件について見ていこうと思います。
目次
真希は禅院家に産まれながら呪力が全くない
術式は先天的な才能であり産まれながらに身体に刻まれているので、有能な術式を持つ呪術師の家系は貴重であり、同時に権力も持ち合わせています。
しかし、真希は名門呪術師の家系である禅院家に生まれながらに術式どころか呪力が全くない状態でした。
真希はそのせいで名家に産まれながら酷い扱いを受けてきました。
禅院家で雑用以下の扱いを受けていた
真希は呪力を全く持っていない状態で産まれてきたので、当然呪霊も見ることができません。
呪術師になる最低条件が「呪霊が見えること」
これをクリアしていない真希は呪術師になるため呪力の籠もったメガネをいつも掛けています。
暫定的に条件をクリアしているものの禅院家の考えはかなり厳しいもので、全く認めてもらえません。
それどころか
禅院家に非ずんば呪術師に非ず 呪術師に非ずんば人に非ず
という教えがあり、真希は人間外の扱いを受けていました。
更に「双子は凶兆」という風にも言われており、真希と真衣は禅院家で冷遇されていました。
そんな扱いを受けていたのであれば、家出してやりたくもなりますよね。
かつて禅院甚爾も家を出ていた
真希と同じくして、人外の扱いを受けていて禅院家から家出した人物がいます。
それが禅院甚爾、伏黒恵の父親（通称パパ黒）です。
彼もまた呪力が全くないため人としての扱いを受けれず、家を出た人物です。
ただ、本来呪力を持って産まれてくるはずの人物が呪力が全くない状態で生まれるのは「天与呪縛」といってハンデを背負っているようなもの。
そのため、禅院甚爾も真希もフィジカルギフテットと呼ばれ身体能力がガチで最強すぎます。
そのことに目を向けず、呪力だけしか見ていないとは、、、禅院家のもったいないところですね。
真希が禅院家の当主になれない理由は？
禅院真希は当主になることを目的として家出をしており、当主になる目的も単なる腹いせです笑
しかし、真希は禅院家当主になることはどうやらできなそうです、、、。
双子の妹・真衣の願い？全てを破壊してしまった
真希は渋谷事変後に起きた派閥に巻き込まれ、真衣共々実の父親である禅院扇に始末されそうになっていました。
絶体絶命の危機に陥った二人ですが真衣が自らの命を捨てて呪具を創り出し「すべてを壊して」と真希に呪いを掛けます。
その後真希は瀕死の状態から復活、直後に実の父である禅院扇の首を撥ねます。
更にそのまま禅院家を襲撃、禅院家とそれに関わるものを全て消してしまいました、、、。
真希は自分以外に家族を全て手に掛け、禅院家はもはや崩壊してしまいました。
こうなってしまっては当主もクソもありません。
ある意味一人しかいないから当主といえば当主なのかもしれませんが、、、
当初から嫌がらせで当初になるつもりだったため嫌がらせをする相手を全て消し去ってしまった今、当主になることは別にどうでもいいのではないでしょうか。
真希が禅院家当主になれないのは禅院家を消してしまったから
今回は真希が当主になれるかどうか、という点について見ていきました。
渋谷事変後に、真希は自分以外の禅院家を全て始末してしまい、禅院家を崩壊させてしまいます。
自分に嫌がらせしてきた奴らを見返すために当主になろうとしていたわけですが、その相手を全て消してしまった形。
そうなると当主になることに固執する必要もなくなり、というか当主になる意味がなくなりました。
まぁ、唯一の生き残りということで当主といえば当主なわけですけど、ね、、、。
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