ダイの大冒険のヒュンケルといえば、アバンの使徒と呼ばれる一番弟子でありながら、魔王軍の不死騎団長を務めていた、最強の剣士ですよね。
そしてダイと共に行動をするようになり、まさに鬼神のような強さ、不死身かと思うような生命力。
頼もしい限りです!
そんなヒュンケルは最後にリタイアしちゃった!と驚く展開となりますが、ギリギリ再起不能ということで留まります。
今回はアバンの使徒の長兄であるヒュンケルの最後について、見ていこうと思います!
目次
ヒュンケルって何者?
ヒュンケルは天才剣士として登場しますが、幼少の頃に天涯孤独となったところをモンスターのバルトスに育てられた普通の人間です。
かつて魔王だったハドラーが破れた後にヒュンケルは直接アバンから指導を受けることになりますが、父を倒したアバンをヒュンケルは恨んでいました。
アバンから教わった剣でアバンに本気で切りかかったヒュンケル、、、紙一重でアバンはこれを迎撃しますが、その時にヒュンケルは滝壺へ。
濁流に飲み込まれ危なかったヒュンケルを助けたのが、ミストバーンでした。
その後ヒュンケルは魔王軍で腕を磨き、不死騎団長まで上り詰めることに。
ヒュンケルは光と闇の師を持ち、幼き頃から戦闘技術を叩き込まれた戦闘のエキスパートというです。
ヒュンケルは剣技なら最強クラス
ヒュンケルは幼少の頃から戦闘技術を叩き込まれていたわけですが、その剣の実力は最強クラス。
魔界最強クラスの剣の使い手、ロンベルクもヒュンケルの剣の腕を認めているほど。
ぶっちゃけ単純な剣術だけでいくのであればダイよりもヒュンケルのほうが強いということに。
ロンベルクの剣の腕については別記事でも書いてあるので、よければこちらもどうぞ!
最期は”鎧の魔槍”を装備して前線へ!
剣の腕ではダイよりも強いヒュンケルですが、物語の中盤以降は槍を使って戦います。
ぶっちゃけ剣のほうが強いのにそれでもあえて槍を使っている理由、それは敵として戦った竜騎将の一人、ラーハルトから生命と引き換えに意思を継いだからなんです。
その槍を持って、ヒュンケルは最終決戦を参加することになります。
ヒュンケルが使う槍については別記事でも書いてあるので、よければこちらもどうぞ!
ヒュンケルは本当に不死身なのか
ヒュンケルはちっちゃい頃から戦闘技術を叩き込まれ、戦闘のスペシャリストであることはわかりました。
それはそれとしてヒュンケルは普通の人間、本当に不死身なのでしょうか?
ヒュンケルの危機は計4回
ヒュンケルが不死身と呼ばれる理由、それは作中で何度も逝きかけたからに他なりません。
ネタじゃなくて、本当に読んでいて
となったこともありました。
まぁ、物語終盤の
感は否めませんでしたが、実際本当にどうなのよ、、、ってときもあったり。
それでは、ヒュンケルが危なくなった作中シーンを見ていこうと思います!
ダイとの戦いの後マグマに飲み込まれる
ヒュンケル不死身説で外してはいけないのがこのシーン。
敵であったヒュンケルを倒し、味方になってくれた直後にマグマの中に消えていったシーン。
この時は早いうちに実はクロコダインに助けられていましたが、、、
マグマの温度は一概には言えないが地表近くで大体800〜1200度らしんですよね。
すぐに助けられたとはいえ、一時的に全身どっぷりマグマに浸かったにも関わらず全身に火傷を負っちゃった程度で済んでいるあたり、、、
とある未来からきたサイボーグでさえ親指立てて溶鉱炉に入り、そのまま消えてしまったというのに、、、
本当にヒュンケルは不死身ですね。
グランドクルスを使い全闘気を使い果たし絶命
続いてはバジル島でハドラーと戦った時ですが、ヒュンケルは剣でハドラーを圧倒しました。
ヒュンケルの魔剣の鎧は呪文が通じないとしてハドラーは不利と思い、ヒュンケルに穴を開け、その穴からメラゾーマを直接注入。
生身のヒュンケルはまる焼けとなり、身動きが取れなくなります。
当然剣を振るうどころか持つこともできないほどの大ダメージ。
ヒュンケルが抵抗できる最後の手段、、、それが、後にゲームにも逆輸入された必殺技「グランドクルス」。
のちにヒュンケルの必殺技の代名詞となるほどの大技ですが、このハドラー戦が初回となるわけです。
超強力な威力が発揮されるのとは裏腹に、実は微調整が非常に難しい技となっており、無尽蔵に力を放出するとそのまま自滅してしまうとのこと。
まさにヒュンケルは自滅覚悟で使い、一度は意識も吹っ飛び、本来であればこのままゲームオーバー。
しかしハドラーの声から父バルトスと師アバンのことを思い、ぎりっぎりのところで意識を取り戻すことに成功します。
実質、一度逝ってたやつでしたね。
ちなみにヒュンケルが使ったグランドクルスはゲームだとグランドクロスと、名称が微妙に変更されています。
アルビナスのサウザンドニードルとバランの全力の一撃を受ける
続いては死の大地で無刀陣を使いバランを倒そうとするシーンです。
無刀陣はすべてのダメージを食らって受け流し、隙だらけになった相手に強烈なカウンターを決める必殺技。
いざ二人が激突するタイミングで、ハドラー新鋭騎士団のアルビナスが乱入、ヒュンケルとバラン諸共消し去ろうとしてきました。
バランは既に技をヒュンケルに向かって放とうとしているため止めることができず、、、
しかしヒュンケルが無刀陣の対象をバランからアルビナスへ移し、撃退。
バランは無事でアルビナスを撃退したものの、二人の超必殺技を無防備でまともに受けてしまい、ヒュンケルは再起不能に、、、。
ヒュンケルの代わりにバランが入り戦力的に補完はされたが、大きな戦力を失ってしまいました、事実上の戦線離脱。
、、、が。
なんと、次の戦闘ではヒュンケルが復活をするというまさかの事態に。
これにはハドラー新鋭騎士団も脱帽でした笑
HP1でオリハルコンの軍勢と戦い力尽きる
ヒュンケルの事実上最後の戦いと言っても過言ではない、オリハルコン軍団との戦い。
モンスターとの連戦、復活したボーンヒムとの戦い、そしてオリハルコンのチェス軍団との戦いと、まさに死闘続きでした。
ヒュンケルはHPが1という、ドラクエで言えばもはや詰んでる、ポケモンで言えばぴろんぴろん鳴りっぱなしの状態で戦い続けることになります。
どのくらいやばいって、落ちてたおもちゃ踏んだり、おっさんのバカでかいくしゃみでもショックでコロっと言ってしまうのでは?ってくらいのヤバさです。
しかし、ダメージをいくら受けようとHP1が削られることなく、最後まで戦い抜いたヒュンケル。
復活したラーハルトに助けられ、最後は力尽きる形となりましたが、ほぼ一人でオリハルコン軍団全員を相手にするという、まさに不死身のような男を体現してくれました。
ヒュンケルが不死身なのは不死騎団長で特殊な訓練をしていた?
さて、ここまでヒュンケルの不死身っぷりについてみていきました。
合計で4回、まさにやばい展開となりましたが、いずれも最終的に奇跡的に復活を果たします。
ヒュンケルはあくまでも普通の人間なのですが、、、魔王軍で魔改造でもされたんでしょうかね?
ヒュンケルは闘気(ガッツ)でなんとかしていた
ヒュンケルが不死身の理由、、、
それは特別な人間でもなければ、魔王軍による魔改造でもありません。
ヒュンケルは危機的状況を乗り越えてきたもの、それは
闘気、、、つまり、ガッツです!
ヒュンケルは人一倍ガッツが強く、ガッツを武器に戦い、ガッツで生き残ってきた、ガッツの戦士でした。
戦士の必要な要素っちゃ要素ですよね。
最期は2度と戦えない身体になった
そんなガッツあふれる戦士ヒュンケルも、最後のオリハルコンの戦士との戦いで無茶苦茶な戦いをしたせいで、体中の骨がボロボロになってしまいます。
生命に別状はないものの、もう2度と戦える身体にはなくなってしまいます。
それこそ、ちょっと吹き飛ばされるだけでも、踏ん張りが効かないほど。
そんでも、空手ネズミのチゥに庇われるくらい。
あの最強イケイケオラオラ戦士のヒュンケルとは思えないくらい、それくらい今まで身体を張ってガッツで頑張ってきたんですよね。
ヒュンケルは闘気(ガッツ)で戦い4度ヤバいのを乗り越えていた
と、ここまでヒュンケルの最後について見ていきましたが、いかがだったでしょうか。
まず、ご安心ください、最終的にヒュンケルは無事です。
不死身だからね。
しかし、再起不能な身体にまでなってしまい、踏ん張りは空手ネズミのチゥ以下となってしまいます。
また、ヒュンケルが不死身の理由はガッツが強すぎるということで、決して特別な人間でもなければ魔改造されているわけではありませんでした。
以上、長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました!